ホスピタウン便り |
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VOL26 (平成12年6月) |
在宅福祉センター真誠会竣工
社会福祉法人真誠会 理事長 小田 貢
在宅福祉センター真誠会は、米子市老人介護支援センター、訪問介護事業(ホームヘルプ)、通所介護事業(デイサービス)などの、通所、在宅福祉関連の機能を中心とした福祉施設です。富益地区、和田地区の境界に位置し、松林に囲まれた中にあります。
浜風の中で松がゆれるのを眺めながら、ゆったりとした気持ちでリハビリテーションをしていただけるような建物になっています。裏庭は砂地で、まさに白砂青松のイメージです。
施設の中央にあるリハビリテーションスペースは開放感を重視した設計で、周囲にある各種機能の部屋は、ほとんどガラスのみで仕切られていることにより、精神的、視覚的バリアフリーの環境が実現しました。
肉体、心のリハビリテーションの活性化を図るには単に外からの働きかけによるものではなく、心の内面から出るエネルギーを引き出さなければなりません。その手助けをしてくれるのが、癒しの空間(ヒーリングスペース)なのです。総合的癒しの空間と、それを取り巻く環境が真誠会のテーマでもあります。
それが今回新しい形で実現することが出来ました。利用者の方々が、この施設において新しい在宅福祉の理念を実際に心や肌で感じていただけたらと思います。肉体と心を開放し、生きるエネルギーを充電し、生きている喜びを分かち合えることが出来ることを心から祈っております。
「21世紀の福祉に夢を!」それが私たちホスピタウンのテーマです。
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