ホスピタウン便り |
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VOL29 (平成13年4月) |
リゾートケアハウス リバーサイド着工ゆとりの空間 ゆたかな時間
平成13年3月4日、森田隆朝米子市長を迎えてリゾートケアハウス「リバーサイド」の起工式が行われました。このケアハウスは、これまで真誠会における医院・施設建築においての集大成であり、表紙の写真は完成予想図となっております。特徴としては、横幅が約100メートルあり、それに沿って約70メートルの総ガラスばりのアトリウムがあることです。
このゆとりのある空間は人々に太陽の恵みをあたえ、ゆたかな時間を提供し演出してくれるでしょう。人生70年、80年の長きにわたり苦労してこられた方々が、このゆとりのある空間の中で自分の歴史を省みて、余生をさらに充実し残りの人生の時間を大切に味わいながらゆっくり過ごすことのできる設計になっています。これが今回のケアハウスのテーマでもある「ゆとりの空間、ゆたかな時間」なのです。そして、このゆとりの空間と、ゆたかな時間を提供するリバーサイドは、21世紀にふさわしいケアハウスの実現と言えるでしょう。
平成13年4月、桜並木の弓浜ホスピタウンに再び、更なる夢の実現のために槌音が高く響きはじめました。
◆アトリウムとは・・・
古代ローマの住宅で、食事をしたり接客用に使われていた玄関近くにある広間の名称です。現在では、大規模なオフィスやホテルなどの建物の内部に設けられた、おおきな吹抜けのある中庭がアトリウムと呼ばれています。その多くはガラスに覆われた中に植樹がされ、建物の中に自然を取り込む工夫がなされています。