ホスピタウン便り |
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VOL31 (平成13年10月) |
日本に広がるホスピタウンの仲間
ホスピタウンの合言葉は『愛』言葉
昭和63年9月9日、真誠会医院が開院した時から、まだ当時では少なかった医療福祉の複合施設と、医療福祉のまち作りを目指して計画を進めてきました。同じ理念とロマンをもっている仲間に呼びかけて、辻田耳鼻咽喉科、いえはら歯科、泌尿器科・皮膚科中下医院がホスピタウンの仲間に加わりました。数年後には真誠会医院と併設して老人保健施設ゆうとぴあが出来、訪問看護ステーションや真誠会アネックス(真誠会デイケア・透析施設オアシス)が完成し、米子ホスピタウンという医療福祉のまちが誕生しました。
私たちは、ホスピタウンの仲間を作り「ホスピタウンの輪」を広めることを目標にしています。
熊本ホスピタウン 平成5年5月には、熊本県の「にしくまもと病院」と姉妹提携を結びました。にしくまもと病院も、その後いろいろな福祉施設を併設して熊本ホスピタウンとなりました。
神戸 真星病院 平成10年6月に姉妹提携を結びました。そして、三つの施設の間で毎年持ち回りでホスピタウン交流会を開催するようになりました。
ホスピタリティーゾーンいずし「ふれあいの里」 平成7年5月より兵庫県出石町の保健福祉センター、公立出石病院の方々との出会いがあり、交流を深めています。この病院の周囲には老人保健施設、訪問看護ステーション、眼科医院、特別養護老人ホーム等の総合的な医療福祉施設があり発展されています。
須坂ホスピタウン(仮称) 平成13年10月8日には、長野県須坂市に社会福祉法人グリーンアルム福祉会の複合施設が竣工しました。
本年、11月には、それら5つの施設が米子ホスピタウンに集まり「ホスピタウン交流会」を開催する予定です。
米子ホスピタウンも誕生して13年目を迎えましたが、その間に西は熊本、東は長野まで広い範囲にわたって、これだけ沢山のホスピタウンの仲間が増えたことを開院当初は想像もしていませんでした。これからも日本のもっと広い範囲に、沢山のホスピタウンの仲間ができることを夢見ています。
ホスピタウンの共通の合言葉は、『愛』言葉です。
それは、― 愛と夢のある医療福祉を実践すること―です。