ホスピタウン便り |
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VOL41 (平成16年10 月) |
真誠会医院 リニューアル(16周年記念)
真誠会が更に夢の空間に変化! 愛、希望 そして 夢
平成14年6月6日より真誠会医院は「花とエンジェルのテーマパーク」を合言葉に沢山の花とエンジェル達との出会いで、患者さんの心を癒すことを医療の一部と位置付けてまいりました。
実際に多くの患者さん、お見舞いに来られた方々、あるいは私達職員自身も心を癒され、励まされてきました。
しかしながら、真誠会医院ではさらなる真誠会独自の夢の世界に患者さんをいざない、癒しの効果の向上のために、模様替えを行いました。門の設置と中庭の模様替えを行い、真誠会医院の更なるイメージアップを図りました。皆さんが真誠会医院へいらっしゃる時に先ず目に入るのは玄関先に門として設置した一対の女神像です。そして中庭に目をやると妖精のような少女の噴水です。
私は願いを込めて女神と噴水に名前(テーマ、タイトル)を付けました。
左の女神は「愛」、右の女神は「希望」です。愛はもちろん私達が患者さんに提供するものであり、また私達と患者さんを結ぶものです。そしてもちろん愛は真誠会で最も大切なものなのです。希望とは患者さんが元気になる希望であり、患者さんのご家族がもたれる希望です。また病気でない皆さんも、そして職員も希望を持ち続けなければなりません。
女神は来る人を愛情を持ってお迎えし、帰られる人にはまた愛情をもって皆さんを送ると思います。「希望」という心のエネルギーは「愛」によって育まれるのです。
中庭の妖精のような少女の噴水は「夢」としました。これは年齢を超えて、現在の悩み、苦しみから心を解き放ち心を安らげるものです。この噴水を見るときにはあまり深く考えないで椅子に腰掛けてぼんやりと見ているうちにいつの間にか現在の喧騒、悩みから解き放たれて、森の中の妖精を見ているような気分になれると思います。
これらの女神、噴水の少女も単なるブロンズ像ではなく、名前(タイトル)が付いた今、私達真誠会のスタッフの一員として皆さんと一緒に生きて行くのです。
また、真誠会医院の吹き抜けの天井部分はオーガンジーのドレープで天使が舞う青空を演出しました。真誠会医院の2階も総カーペットになりラウンジも新しいカーテンがつけられ、イメージが一新されました。
真誠会医院の理念は、患者さんの心を癒し、励まし、力強く生きるエネルギーを与えることを一番に考えています。医療は医師だけではなく、看護スタッフから事務職員まで一丸となり、建物も、庭も、空間も庭の花も、音楽も全てが一体となって、患者さんの心が少しでも癒されることを願っています。それが、真誠会医院の医療です。
真誠会医院が今後どのように変わるのか暖かい目で見守っていただければ幸いです。
医療法人真誠会・社会福祉法人真誠会 理事長 小田 貢
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